コウノドリ 1巻 (ネタバレ有り)


私がこの漫画と出会ったのはドラマ『コウノドリ』を見たからです。綾野剛さんが好きで綾野剛さんが出るドラマだから見ていました。
漫画が原作と知り、漫画も読んでみたいと思って読み始めましたが、こちらはドラマとは少し違いました。ドラマは厳しい現実があっても、聖人君子のような優しい声で、命と向き合うサクラが描かれていたようにおもいますが、漫画のサクラは現実的というか、少し冷たいのかな?と最初は思いました。
けれどこれが人間だし、ドラマよりリアルな世界でした。
これから出産をしたい、子どもを産んでほしいと思う人には重い話かもしれないですけど、100%安全で確かな出産はないってことがよくわかるお話しなので是非読んでみてもらいたいなと思います。

お話し

ピアニストのベイビーという人が居た。彼のことは児童養護施設で育ったという事以外一切不明だ。そんなベイビーのライブは2時間以上演奏する時もあれば開演10分でステージから消えてしまうこともある。その正体は鴻鳥サクラという産科医である。
そんなサクラの産科医としての毎日のお話し。

『受け入れ拒否』『切迫流産』『淋病』『オンコール』1巻ではこの4つの話からできています。
『受け入れ拒否』では妊婦健診の未受診妊婦の危険性と現実について。『切迫流産』では予測ができない怖さや、死や障害などの現実を。『淋病』は少し箸休めな感じかと思いきや、現実に多いのかな?とも思えること。『オンコール』では助産師さんの仕事や産科医の仕事、こどものために乗り越える母親の強さが描かれています。

感想

1巻から泣いていました。
大泣きだったのは大地君のお話しの所です。
切迫流産は周りでもよく聞くほど多いです。
もし、自分が切迫流産になり、妊娠の継続か諦めるかを決めないといけないと言われたら?
もし、母体と子どもどちらを優先するかを言われたら?怖い話です。でも現実的におこることです。
大地君の両親のように『産んで良かった』と思えるのか?すごく考えさせられました。
そして、『淋病』の所ではさらっと笑えるようにかいてあるけれど、それも怖いことです。
『浮気 ダメ 絶対』